東京ベートーヴェンカルテットを聴いて
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〜名曲喫茶「ミニヨン」サロンコンサートで
 寄せられたお客様の声より〜
 
中央線荻窪駅の南口から歩いてほんの3分、バス通りに面したビルの2階にミニヨンがあった。
今日は毎月開かれる「東京ベートーヴェンカルテット」によるサロンコンサートの日で、期待に胸を膨らませながら会場に入った。
開演の午後7時近くには会場は40〜50人の客で一杯になった。客席はカジュアルな雰囲気の中にも一種の緊張感も漂っていた。
  
今日のプログラムは、モーツァルトの弦楽四重奏曲K.421と、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲「ラズモフスキー第3番」で、このカルテットが最も得意とするものである。
司会者による曲の解説は丁寧かつユーモアにあふれてわかりやすく、好印象であった。
  
演奏者は、私の席からほんの2m先で、演奏が始まったとたんに、4人のひとつになった息遣いや目くばせ、そして意思の結集がストレートに伝わってきた。
モーツァルトは、この曲特有の深い諦念が秀逸に表現され、客席もこの世界に同化した。
  
ベートーヴェンは、このカルテットの名前の通り、真骨頂であった。
この曲の持っているたくましい構成力が見事表現されていた。特に第4楽章のフーガは圧巻であった。
  
精力的な流動性の中に真のベートーヴェン的性格が大きな迫力をもって奔流した。
鳴り止まぬ拍手に答えてのアンコールは、先のモーツァルトの第3楽章メヌエット。
興奮の渦を鎮め、心地よいモーツァルトの世界に再び浸ってミニヨンをあとにした。 
                                         −H様より−
                                                              
私は、ベートーヴェン・チクルスが演奏されると聞き、主人と共に奈切敏郎さんのコンサートを聴きました。
以前神奈川で演奏された折に聴かせて頂き、「白鳥」、「我が母の教えたまいし歌」など、その心にしみる繊細な演奏に
涙した思い出がございます。
ラフマニノフのソナタがそのときのメインのプログラムでした。
 
今回は、ベートーヴェンの「魔笛の主題による12の変奏曲」と、同じくベートーヴェンのソナタ第2番と第4番という豪華な
プログラムで、初めて聴く曲ばかりでしたが、身近で聴く演奏に改めて本当にチェロが好きになりました。
 
目、いえいえ耳が開かれるような力を体感致しました。
日頃の雑事から開放され、退職した主人とゆっくり共に味わう月一回の楽しみです。
                                                             -Y様より−
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